無欲の走りがSBを達成?!
07. 6. 2 晴 第2回静岡長距離記録会 袋井市・静岡

競技場も良くて好記録が期待できる大会だ。今シーズン、始めは肉離れの違和感に悩まされて質を落とした練習をし、最近になってようやく違和感もなくなって追い込んだ練習ができるようになり、先週のレース、今回ときた。今回は気象条件は最高なのであとはレース展開だ。エントリーされた組では犬塚選手は1番目、つまり申告タイムが1位だ。これは先頭を引っ張らなければならないことを暗示している。組を上に変えようか考えたが、現時点でのレベルではたぶん引っ張ることはないだろうとそのままにした。スタートは16時20分。バックストレートに日が当たるくらいで競技場は涼しかった。そしてスタート。お約束の最後尾スタートで200mの通過は37秒。いいペースだ。1000m3分05秒、2000m位まで後方待機6分08秒と、イーブンペースを保ち2000m位まで後方待機。その後全体のペースが落ちていき、自然に順位が上がっていく。3000m9分13秒過ぎには先頭集団にもぐりこんでいた。ここで、先頭のペースが上がらない。飛び出してもいいが、自信がなく待機策を取った。残り1000m辺りで高校生がスパート。待機策で余裕があったので対応はできる。しかし、ペースがすぐににぶって膠着状態が続きそうだった。残り500m。「久しぶりにやってみるか。」そんなことがふと脳裏をよぎってスパート。周囲はふいをつかれたようで、すぐに10~20mの差は開いた。このまま逃げ切れるか、と思ったが、ライバルチームのメンバーには逆に刺されてしまった。しかし、他の選手には6秒差で逃げ切った。
本人のコメント : この競技場は走りやすくて気持ちいいです。さらに、ラストまで決まって今の状態ではベストの走りができました。ただ、4000m付近は小休止してしまったので20秒は切れなかったと思います。
蛇足 : 教え子達の練習でこのレベルまで走ることができた。彼らに感謝しなければならない。待機策をとらなければ20秒は切れていただろうが、そこまでの自信はなかったか。そして、秋には14分台が見えてきた。
結果 5000m 15分23秒95(3.05-3.03-3.05-3.10-3.00)
悪条件下でも何とか最低限の走り
07. 5.27 晴 名大・阪大対校戦5000mオープン 半田市・愛知
今シーズン初レースとなった今回の大会。母校の対校戦のオープンに出場。現役学生とはすでに年齢が一回り以上も離れており、
まさにただのおっさんだ。この日は風が強く、短距離などのレースでは追い風4mなどのレースもあった。ちょうどホームストレートが
追い風、バックストレートが向かい風と条件が極端だった。そしてスタートが2時半と暑い中でのレースとなった。ホームストレートは
追い風で走りやすいと思いきや、走っていると完全な無風状態でより一層暑さを感じることになり、かなり苦しいレースだ。現役学生も
この条件に苦しんでいるようで犬塚選手は第2集団の先頭、4番手で推移。結局先頭集団にじりじりと離されてそのままゴール。何とか
16分を切る、最低限のノルマをクリアしたレースだった。
本人のコメント : 悪条件にしてはこんなものでしょうか。でも欲を言えばもう少し速く走りたかったです。
蛇足 : 急遽の出場なのでこんなものか。でももう少し速く走らないとね。
結果 5000m 15分58秒75