ランナーとしての横顔に戻る
参加種目紹介&犬塚選手の実力

種目の距離表示で”m”の単位はトラック種目、”km”単位はロード種目である。

 1500m  自己記録 4’03”9 愛知県選手権(92.7.25)
 長距離の種目の中で最も取り組みやすい種目であり、スポーツテストの種目にもあるのでタイムを見て感覚的に速さが理解できる。1レース4分程度で終わるので観客にとっても見ていて飽きないと思う。
 犬塚選手の最も苦手とする種目の一つであり、ここ2,3年この種目には出場していない。犬塚選手は距離が短くなるほど弱くなるが、それでもこの種目に出場するのは5000mのレースで要求されるスピードを養成するためであり、トラックシーズン初めにしか出場しないことにしている。

 5000m  自己記録 14’46”5 土曜記録会(94.6.18)
 1500mに次いで中長距離トラック種目の中のメイン種目である。駅伝などの距離に近いため、この種目は他チームの長距離ランナーも多く出場する人気種目の一つであり、自分の実力あるいはチームとしてのレベルを見極めることができる。市民ランナーの中では15分台で一目置かれ、14分台になると雲の上の存在となる。
 犬塚選手も力を入れて実業団選手に勝つことを目標としているが勝つためには自己ベスト更新が必要である。そろそろ自己ベストの賞味期限がきているので、14分台が欲しいところである。しかし、最近では寄る年波にはもう勝てないのではないかと噂されている。
10000m  自己記録 30’53”20 県選手権名古屋支部予選(94.6.12)
 トラックレースでよく行われるレースの最長距離種目である。このレースはスピードだけでなく、スタミナも要求されるハードな種目である。5000mよりも出場選手は多くないが、秋からのロードレースなどの前哨戦として重要な種目である。
  10km   自己記録 31’24” 愛知県ロードレース(94.1.16)
 市民マラソン大会に多い距離であり、犬塚選手もスピードチェックのために出場している。市民ランナーの大会とはいえ、優勝できないのは、実業団選手が必ず一人や二人は出場しているためである。
21.0975km   自己記録 1゜07’59” 名古屋ハーフマラソン(00.11.23)
 フルマラソンの調整、あるいはスタミナチェックのためのレースでもある。しかし、この辺りではいい時期でのハーフマラソンの大会は少なく、あまり参加していないのが現状である。

 42.195km   自己記録 2゜27’29” びわ湖毎日マラソン(96.3.3)
 犬塚選手の初フルマラソンは高専4年の春休みの中日マラソンで、タイムは2時間56分22秒で完走(順位は不明)。先の福岡国際マラソンが11回目のフルマラソンとなり、2回目の30分突破である。犬塚選手が最近力を入れて取り組んでいる種目であるが、歳をとるとスピードがなくなるためにこの種目しかないというのがもっぱらの噂である。最近では大きな大会にも出場し、一瞬、TVにも映るなど自分が有名人になったものと勘違いしている。
 フル日本歴代2087位 1996年12月31日現在の日本歴代リストによると、犬塚選手がびわ湖で走ったフルの記録は日本歴代2087位であった。また、1996年年間リストによると、フルでは311位となっていることもわかった。この記録では愛知県内では96年度年間12位に相当する。さらに、これらのリストをよく見ると犬塚ならぬ「塚」選手が掲載されており、掲載記録(2時間29分18秒)も犬塚選手が走った福岡国際のもので、それぞれ歴代2589位、96年年間388位であることも判明した。