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33km過ぎから失速して30分きれず!

2001. 3. 4 曇 第56回びわ湖毎日マラソン 滋賀・大津市

 早朝の嵐のような天候が昼前には何とか治まり、走るには良い天候になった。しかし、雨上がりという こともあって、北風が吹くのが心配される。犬塚選手は今大会で26分切りを目指すべく、練習を 積んできた。ただ、2月中旬に風邪を引いて練習ができなかったのが不安材料か。12時30分スタート。 今回は全体のペースが速いせいか、設定ペースなのに、200mで最後尾に。しかし、落ち着いて競技場を 出た。設定ペースは17分前後。1km毎に距離表示があるのでペースのチェックができ、1km3分 25秒で走ることに。25kmまでは設定通りに進めることができた。この間にチームメートの2人を 追い抜いた。しかし、28km付近からカラダが重くなり、30km通過で5kmラップ17分49秒。 そして、瀬田の唐橋の下りを下りた付近で苦しくなり、まさかの失速。これ以降はなすすべもなく、ただ、 距離をこなすだけのレースとなってしまった。昨年の雪辱を晴らすために途中棄権はできずに這々の体で ゴール。タイムは凡記録になってしまった。(写真は22km付近)

 本人のコメント:とても残念です。スタートから理想的なペースでいけたのですが、 33km過ぎからマラソンの壁にぶつかってしまいました。グリコーゲンローディングに失敗しました。 ただ、今回は脚はしっかりと動いていたのが、収穫でした。今回の練習方法には間違いはないと思います。 また、来シーズンに向けて走りきるだけです。声援ありがとうございました。

 蛇足:33km付近で無念のガス欠になってしまった。今回は脚の方はしっかりと 動いていたということなので、レース前の食事に問題があったのか。それにしても最近は集中力が切れる のが早くなったような気もする。福岡出場はまた来年以降お預けであるが、もう二度と出られないのかも。 びわ湖連覇のフィス選手も引退宣言をしたのだからそろそろ引退か?

ラップタイム
距離 5km10km15km20kmHALF25km30km35km40kmGOAL
TOTAL  17.05   34.17   51.31  1.08.41  1.12.16  1.26.01  1.43.50  2.02.47  2.24.36  2.34.16
SPLIT17.05 17.12 17.14 17.10   17.20 17.49 18.57 21.49 9.41 


  
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ブレーキでチームも低迷!

2001. 2.11 晴 01名岐駅伝 岐阜・大垣市~愛知・名古屋市

 天候は風はやや強いが晴天と、応援には絶好の天候であるが、犬塚選手には最悪の天候となった。天気に かかわらずに好走を期待したいところだ。スタートまで何事もなく、順調であった。そして、11時 スタート。今年は先頭が非常に速く、それに引っ張られるように後ろの集団も速くなる。マークする選手の 数メートルの後ろについていき、まずまずの位置だったが、ペースは速い。中盤からなかなかスピードは 上がららずに、じりじりと集団から離される格好になり、明らかにブレーキだった。最後につぶれた選手を 一人抜くものの、39分15秒の大ブレーキで予定よりも1分遅れてしまった。この悪い流れは最後の アンカーまで引きずってしまい、アンカーで何とか2チームを抜いてシード権獲得と、面目はかろうじて 保ったが、駅伝の恐ろしさを十分に知らされた。


 本人のコメント:残念ですが、大ブレーキでした。体調は悪くなかったし、緊張は しなかったのですが、力みすぎたと思います。レース展開としては消極的なものでした。風はあったの ですが、自分にとってこの天気は暑すぎました。来年はどこを走るか分かりませんが、このままでは 引き下がれないので、次回も是非1区でリベンジしたいです。

 蛇足:結果としては大ブレーキとなった。年末年始で調子よく仕上がってきたのに、 悔やまれる。今回は犬塚選手だけでなく、他の選手も冴えない走りになってしまい、1区でのつまづきが 後ろに伝染するという駅伝の怖さを体験してしまったようだ。他のチームの選手が好記録をマークしている だけにこの低迷は目立つものとなってしまった。こんな結果なのに、
地元新聞 (2月12日付中日新聞市民版から抜粋、写真の右端が犬塚選手)では大々的に宣伝して もらっているので、来年こそは記事通りの結果を期待したい。

庄内RT成績
 区 間 1区(12.4km)2区(5.8km)3区(7.9km)4区(9.8km)5区(6.2km)6区(10.9km)
 走 者 犬塚勝美宮崎善行夜久重徳後藤清和鈴木克彦石橋 創
総合タイム 39'15"(20) 57'30"(21)1゚22'52"(22)1゚54'24"(19)2゚14'29"(19)2゚48'47"(17)
区間タイム 39'15"(20) 18'15"(19) 25'22"(27) 31'32"(20) 20'05"(20) 34'18"(15)


  
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強風の中を20位以内でゴール!

2001. 1.21 晴 第43回豊橋ロードレース 愛知・豊橋市


 大雪などの悪天候は翌日に強風が待ち受ける。久しぶりの好天だが強風と、レースとしては悪条件と なった。この強風は、記録更新を目指す犬塚選手にとって強い向かい風となった。その前の高校の部では 記録が伸びず、強風の影響が現れていた。スタートは11時50分と昼近くのため暖かい。スタート後 1.5km過ぎから風をもろに受けることになり、先行選手を風よけにして走るなど集団は長く伸びる。 犬塚選手も巧みに選手の陰に入って風をよけるが、ペースは上がらない。先頭集団も苦戦しているようで、 犬塚選手も先頭が見える範囲で走り、善戦している。さらに、教え子の学生と併走することにもなり、 気の抜けない展開に。5km折り返しは先頭から約20秒遅れの15分40秒。昨年よりも5秒しか 遅れていないが、強風はここから犬塚選手に襲いかかる。6km過ぎから苦しくなり教え子から徐々に 離れることに。しかし、ここから大崩せずに何とか持ちこたえ、出ないはずのスパートもキッチリと出して、 32分00秒でゴール。17位で朝日新聞掲載というオマケもついた。写真は東愛知新聞(?) から抜粋

 本人のコメント:悪天候の翌日は強風となるので、タイムは期待できませんでした。 まず、先頭にできるだけついていくことに作戦を変更しました。5km折り返しまでは何とか20秒差 でしたが、6kmで失速。オーバーペース気味でもありましたが、スピード不足を実感しました。 本番の名岐ではこれ以上のランナーと走らなければならないので、この3週間でキッチリと仕上げて いきたいと思います。

 蛇足:あの強風でこのタイムは17位という順位からまあまあ評価できるか。やはり、 実業団トップとの差は当然ながら歴然としていたが、市民ランナーとしてはトップだった。最速教え子には 今年も勝てずじまいであったが、3日後の校内耐寒マラソンでリベンジがあるのか?今回、ライバルの 愛知県警にはいいようにやられっぱなしであったが、名岐までにはあと3週間。キッチリと仕上げて 昨年のリベンジを果たそう。

結果 10km 32’00”

  
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攻めの走りが奏功、見事自己新

2000.12. 3 晴 第62回奥多摩渓谷駅伝 東京・青梅市~奥多摩町


 今年も残念ながら福岡に行けず、東京で駅伝となった。もうこの駅伝では1区が定着しており、あとは 区間記録が注目となっていた。天候は微風、快晴と絶好のコンディション。ハーフ明けからたいしたスピード 練習をしていないので、記録はあまり期待できないのが大方の予想であった。10時にスタートし、 犬塚選手は珍しく先頭集団に付いている。玉砕覚悟の走りかと思いきや、以外に調子がいいとの自己判断。 5km過ぎても先頭集団に付く調子の良さ。さすがに前には出られないが、大健闘である。しかし、残り 1.5kmからの上りで無念にも集団から離れてしまったが、大崩せず、先頭から25秒遅れの26分15秒 の好タイムで走りきった。

 本人のコメント:スタートから先頭のペースに付いていけそうな感覚でした。 3km過ぎてもきつくなかったので、このまま行けるところまで行ってしまえと思ったら7kmまで 付いていけました。やはりそこからの上りでもペースアップ、最低でもペース維持しなければ勝負に なりませんね。でも、今回のこの走りの感覚ならば、5000m14分台、10000m30分台が 出せそうです。

 蛇足:今回先頭集団がけん制してペースがいつもより少し遅かったとはいえ、7kmまで 先頭集団に付けるとは立派。東京の現役諸君には強すぎるほどの激を与えたようだ。この絶好調がもう一ヶ月 前に来ていたらと思うと・・・とても残念。しかし、ここでしっかりと走り込めば、1月の豊橋の10kmで 30分台が出せる可能性は大だし、びわ湖も26分切りが大いに期待できる。さあ、今シーズンこそは 行くぞ!!

結果 1区8.5km 26’15”(手元時計)


  
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攻めの走りが「今池の悲劇」起こす

2000.11.23 晴 2000名古屋ハーフマラソン 名古屋・周回コース

 福岡目指して67分を切るべく乗り込んだこの大会。天候は快晴ながら少々肌寒く、絶好の コンディション。やや絶好調のピークが過ぎた感のある犬塚選手であるが、ここは快走、福岡行きのキップを ゲットといきたいところだ。レースはトラブルもなくスタート。設定ペースの集団についていい位置を キープした。5kmは理想的な15分50秒で通過。その後、犬塚選手が着いていた集団の中の山梨学院大の 学生がペースアップして、集団が分解してしまった。学生たちに着こうかと悩んだが自重し、先行集団から 落ちてくる選手を目標にしてペースをキープした。10kmは31分47秒とこの5kmを15分57秒と ややペースが落ちたものの、ラップ15分台を何とかキープ。折り返しからは数人で集団を形成しながら ペースダウンを阻止しつつ、残り5km。15kmは47分57秒とペースダウンするも可能性はまだあると 思った矢先にガス欠を起こしてピッチが急激に落ち、ペースは落ちていった。今まで近づいていた先行選手が 離れていくようになり、20kmは64分30秒。福岡の夢はついえたが、まだ自己ベスト更新がかかって おり、手を抜くことはできない。最後はへっぽこスパートを利かしてかろうじて68分を切る67分59秒 (公認)で自己ベストを更新した。福岡のキップは3月のびわ湖までおあづけとなった。

 本人のコメント:今回は積極的にいきました。10kmからきつくなったのですが、 自分を信じて走りましたが、15km過ぎでガス欠になり、最後は脚がつりそうになりながらのゴール でした。目標よりも1分遅くては・・・・・。冬の走り込みをしっかりやって、びわ湖でリベンジです。

 蛇足:67分台の自己ベストをマークしても素直に喜べないのが本音だろう。15km 過ぎの失速はまだまだスタミナ不足の証。まだまだ16分のペースはオーバーペースだった。この冬で ひと皮もふた皮もむけた犬塚選手を期待したい。今回、失速地点の15km地点が今池であることから 「今池の悲劇」と命名しておこう。

結果 21.0975km 1゜07’59”
距離 5km10km15km20kmGOAL
TOTAL  15.50   31.47  47.58  1.04.30  1.07.59 
SPLIT15.50 15.57 16.11 16.32  3.29 


  
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好調持続で好タイムの快走!

2000.11.19 晴 第47回中仙道東濃駅伝大会 岐阜・中津川~多治見

 今回は第5区と2回走ったことのある区間でコースも熟知しており、比較的楽なコースを走らせてもらう ことになり、犬塚選手の希望が通った形になった。今回は母校の大学を始め、有力大学や実業団も出場する など近年にないハイレベルのレースが予想され、下馬評では我がチームは5、6位くらいと予想されていた。 さて、レースが始まると予想通りの展開となって5、6位あたりにいたが、前と後ろとはかなり離されて いるので、この流れを変えることはほぼ不可能となり、最後は5位でゴールとなった。犬塚選手は区間自己 ベストの快走で順位を一つ上げたものの、区間3位とハイレベルの大会となっては目立つような走りまでは いかなかった。(写真は残り1km地点)

 本人のコメント:天候も快晴のわりに暑くなかったので、走りやすく感じました。また、 いい位置に先行ランナーがいたので、いい目標となり、ふんばりどころで踏ん張ることができました。 タイムとしては満足のいくものがだせましたが、やはり速い選手と比較されるとまだまだですね。

 蛇足:タイム的には上出来であるが、やはり、有力実業団、大学にとって犬塚選手は 相手ではなかったようだ。この悔しさを4日後のハーフマラソンで晴らすべきだ。時は熟した。いざ、 出陣!

庄内RT成績
 区 間 1区(7.7km)2区(6.8km)3区(5.2km)4区(5.2km)5区(6.9km)6区(9.8km)7区(7.7km)
 走 者 宮崎善行後藤清和夜久重徳吉田慎司犬塚勝美石橋 創鈴木克彦
総合タイム 24'13"(7) 45'51"(5)1゚01'45"(5)1゚17'57"(5)1゚38'09"(4)2゚07'58"(5)2゚32'46"(5)
区間タイム 24'13"(7) 21'38"(3) 15'54"(4) 16'12"(6) 20'12"(3) 29'49"(3) 24'48"(9)
結果の詳細は
こちらを参照して下さい。

  
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絶好調で臨むも強風で撃沈!

00.11.11 晴 第8回国立学校等教職員駅伝競走大会 東京・皇居

 昨年にこの大会デビューを果たし、今回はさらなる自己ベスト14分台に更新への目標を掲げて 東京に乗り込んだものの、駅を下りたとたんに強風に遭い、やる気を削がれてしまった。しかし、絶好調の 犬塚選手にとってそんなものは屁とも思わないはずだった。しかし、ふたを開けてみると強い向かい風で ペースが上がらない。1kmが3分03秒、2kmが6分10秒とすでに昨年よりもかなり遅い。これ以降の 1kmは3分23秒、3分11秒もかかって、すでに記録への興味は完全になくなってしまったが、 最後は下りを利用して2分45秒とペースアップ。昨年よりも10秒遅い15分29秒でゴールした。 (左写真は名大横井氏寄贈)

 本人のコメント:最初の向かい風は気にならなかったのですが、カラダが重く感じて ペースは上がりませんでした。しかし、2km過ぎからの上りでフォームが崩れてペースダウンして しまいました。少々入れ込みすぎたかもしれません。

 蛇足:記録を意識しすぎて悪い結果になった。他の誰も犬塚選手の記録は気にしては いないはずなのに、自意識過剰だった。ただ、2km過ぎからのラップは上りといえどもやはり遅い。 もう、絶好調のピークは過ぎつつあるのか。このあとのハーフはどうなるのか。

 結果 4.95km 15’29”


  
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トラックシーズンを有終の美で終了!

00.10.21 曇 名古屋支部選手権   名古屋・瑞穂

 犬塚選手にとっては今シーズン最後のトラックレースであるが、先週にハーフマラソンを走って疲れが 残っている可能性があるために、好記録が望めないのが下馬評だった。エントリーリストの中で好敵手は 数人で、先頭の流れに乗れば好記録が期待できるが、という状況だった。スタートは午後二時であるが、 天候は薄曇りで涼しいという絶好のコンディション。ペースはキロ3分の絶好のペース。犬塚選手は予定の 後ろからのスタートで1000m過ぎから徐々にランクアップする展開。2000mではすでに3位を キープで5分57秒。3000mも9分00秒通過で夢の三十路14分台が実現か?と思わせたが、先頭と ともに失速して、4000mは12分08秒。夢は来年に持ち越したが、今季ベストのタイムで2位 (優勝者はオープン参加で実質3位)の賞状をゲットした。

 本人のコメント:ハーフ1週間後にも関わらず、今季ベストが出るとは思いも よりませんでした。あまり追い込めていなかったハーフマラソンがいい練習になったのかもしれません。 それにしても14分台が狙えたレースかもしれませんでした。これからのロードレースへ向けての弾みが つきました。

 蛇足:このHPには告知できなかった急きょ出場を決めたレースであるが、好結果を 得た。しかし、あまり期待のかからなかったレースというのが少々気になる。これからのロードレースは 駅伝など、責任重大の区間を任されるので、あまり手放しでは喜べない。まずは中山道駅伝で強いところを 見せて欲しい。

 結果 5000m 15’13”1


  
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10位に入るもタフなコースに完敗!

00.10.15 曇 第24回金沢百万石ロードレース   石川・金沢市

 今年の福岡を狙うには最後のレースとなった。ここで、標準記録(67分)を出さないと出場は来年と なる。何が何でも記録が欲しいところだ。それに反して、前半上り、後半下りのタフなコースという情報。 名古屋のコースより1分か1分半ぐらい余分にかかるそうだ。そうすると、66分の実力がないと無理と いうことになるが、犬塚選手にそんな実力はあるわけない。奇跡を待つしかなかった。レースは招待選手の 順天堂大学の精鋭7名がスタート直後から先頭集団を形成してあっという間に視界の外へ消えていき、その あとに選手がぽつりぽつりとやってくる。その中に犬塚選手もおり、5km地点では10位くらいをキープ していた。コースはだらだらの上りであるが、ときどき息をするように急な上りがあり犬塚選手も失速。 折り返しで先頭集団もばらけており、苦労しているようだった。下りになっても思ったよりもペースは 上がらず、順位も上がらずで10位でゴール。1時間10分45秒と標準ははるかに遠く、福岡も実際の 距離以上に遠くなった。

 本人のコメント:コースが思ったよりもタフでした。折り返し直前での上りが急で 失速してしまいました。後半は緩やかな下りで脚がうごきましたが、スタミナ不足で再失速でした。 周りに誰もいなかったのも痛かったです。

 蛇足:名古屋のコースよりも1分から1分半余分にかかるということから だいたい1時間09分台の実力か。秋のシーズンに入ってまだ時期が早いこともあるが、先回のレースも そうであるが、仕上がりの遅さが目立つ。これからレース目白押しであるので、一時も早く調子を 取り戻すことを待っているぞ!ところで、おいしいおみやげは?

結果 21.0975km 1゜10’45”
距離 5km10km15km20kmGOAL
TOTAL  16.15   33.37  50.32  1.07.10  1.10.45
SPLIT16.15 17.22 16.55 16.38  3.35 


  
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復活初戦はシリつぼみで先が不安

00.10.1 晴 駅伝強化記録会   名古屋・瑞穂北

 復活をかけてのレース。いきなりの10000mは少々難があるか。エントリーメンバーを見ても いい勝負ができそうなので、集団のチカラで好記録が期待できそうだ。レースはだいたい設定通りにすすむが、 5000m過ぎから苦しくなった。7000過ぎから修業モードに入り、何とかラップ80秒をキープ しているが、ペースは上がりそうにない。ラスト1000mはインチキスパートを発揮したが、後の祭り。 高校生にも負けてしまうていたらくぶりだった。

 本人のコメント:前半はいいペースで行けたのですが、5000m過ぎから苦しくなり、 あとは惰性になってしまいました。これでは、2週間後のハーフは黄信号です。

 蛇足:復活をかけてのレースであったが、呆気なく撃沈。最後は高校生にも負けて しまう始末。いくら何でもこれはひどすぎる。2週間後にはハーフマラソンがあるが、まあおいしい お土産ぐらいを期待しているか。

 結果 10000m 32’19”5


  
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夜叉ヶ池伝説に新伝説誕生

00.7.29 - 30 曇・雨 2000夜叉ヶ池伝説マラニック   岐阜・神戸町~坂内村

 初日43km、二日目89km+登山のウルトラマラソンに挑戦した犬塚選手であったが、持ち前の スタミナをいかんなく発揮して昼前にゴールし、ぶっちぎりの優勝を果たした。なお、午前中に ゴールすることは大会史上まれにみる速さであり、ここに新伝説を誕生させ、犬塚ここにありを神戸町民に アピールした。(写真は夜叉ヶ池をバックにした犬塚選手)  完走が目的のレースであるので、タイムはともかく、距離を走りきれるかが犬塚選手の課題であった。 レースは曇の絶好のレース日和であるが、雲が薄いためにやはり暑い。しかし、初日は距離がフルなので 不安はない。レースが進むにつれて雲が厚くなってしのぎやすくなり、チームメートと ワンツーフィニッシュで初日は3時間23分21秒で無難にゴール。ここで、2位に約7分の差を付けた。 そして二日目。午前3時33分という真夜中にスタート。犬塚選手はキロ5分の積極的(?)ペースで 飛び出し、街灯もない山道を上り始めていった。林道終了時点で1人の選手が追走し、二人での戦いが 始まった。夜叉ヶ池には5時50分頃に到着し、記念撮影。登山道終了時点ではほぼ同タイムであった。 あとは、残り63kmのロード走である。天気は相変わらずの曇であったが、10km走ったところで 雨が降り始めた。相変わらず二人のバトルが続き、それをあおるかのように雨が強く降るようになった。 残り37km(初日スタートから95km)地点で突き放し、ここから独り旅が始まった。そこから さらに雨が強まり、レースよりも修業と言った方がいいような状況になってきた。そんな天候が 20kmつづいたが、残り17km(同115km)地点で雨があがったもののガス欠となり、ペースは キロ6分にダウン。さらにアップダウンのコースの攻撃にも遭って、途中の5kmが33分となることも あった。最後はもう気力のみで走り、午前11時46分(スタートしてから8時間13分)に 無事ゴールした。2位は30分後の12時15分頃にゴールし、犬塚選手と戦った選手は 途中棄権したようだった。犬塚選手は初日、二日目を制する完全優勝を果たした。

 本人のコメント:いつもは灼熱の大会と聞かされていましたが、今回の天候は 嵐の大会でした。そのおかげで今回はキロ5分ペースで走れたと思います。また、2日間と言えども 132kmや1日で89kmを走りきることができたことは大きな自信となりました。来年の出場は まだわかりませんが、灼熱の夜叉ヶ池も経験してみたいですね。

 蛇足:初日の優勝は当たり前であるが、二日目の89kmの優勝は非常に価値のある ものである。後半のガス欠はやはり練習不足の影響であると思われるが、約4時間孤独とガス欠との 戦いを制した精神的な強さは素晴らしい。しかし、これがフルマラソンに良い影響を与えるかどうかは これからの問題であるが、フルでもう記録が出なくなったときの天下り先を見つけてしまったような 感もある。と、言うことは引退が近い?!

ラップタイム(初日43km)
距離 5km10km15km20km25km30km35km40kmGOAL
TOTAL  21.24   45.06  1.10.14  1.36.25  2.00.47  2.24.33     3.11.42  3.23.21 
SPLIT21.24 23.42 25.08 26.11 24.22 23.46  47.09 11.39 

ラップタイム(二日目89km)
距離 12km17km22km頂上27km32km37km42km47km52km
TOTAL 1.00.21 1.25.49 1.58.11 2.20.36 2.58.48 3.22.21 3.46.05 4.11.21 4.33.15 4.56.51
SPLIT60.21 25.28 32.22  60.37 23.33 23.44 25.16 21.54 23.36 
距離57km62km67km72km77km82km87kmGOAL
TOTAL 5.20.49  5.42.04  6.09.29  6.36.11  7.10.21  7.38.46        8.11.52 
SPLIT23.58 21.15 27.25 26.42 24.10 28.25  33.06 


  
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故障のままシーズン前半終了

00.4 - 6 

 5月中旬、練習中に肉離れを起こしてしまい、土曜記録会を棄権して翌月のレースに賭けた犬塚選手で あったが、残念ながら故障が癒えずに県選も涙のリタイアとなってしまった。これでもう10月までは トラックレースには出場できず、悶々とした日々が続くことになった。

 本人のコメント:残念ながらリタイアです。これからというときであっただけに とても残念です。きっと秋に快記録が出るための神のお告げでしょう。この夏しっかりと走り込んで 秋にはさっそうと走り、夢の14分台はいただきです。

 蛇足:今回は残念ながら故障休養となってしまった犬塚選手であったが、結局 完治したのは一ヶ月後で県選が終わった直後であった。ただ、練習不足であったので、記録会などに 出場しても悲しくなるばかりなので、ここはおとなしく走り込みに専念するのが得策だろう。 ただ、思ったよりも故障が長引いたのはやはり年齢のせいなのだろうか。さらに、秋には快走と 言っているが、昨年も同じ様なことを言っていたような気がする。



  
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突如の故障で不出場決定

00.5.20 晴 土曜記録会   愛知・豊田

 今回は6月の大本命レースのための仕上がり状況兼記録狙いのレースであったが、残念ながら故障による 欠場となった。理由は練習中の肉離れであった。これによって大本命レースでの14分台が今年も下馬評 どおりのおあづけとなりそうだ。

 本人のコメント:まずまずの仕上がりだったのですが、とても残念です。きっと神様が 出ては行けないと知らせてくれたのでしょう。きっとどこかでこの欠場の理由がわかる会心のレースが あるのでしょう。それが6月のレースならばいいのですが・・・。

 蛇足:微妙な時期での肉離れであるが、果たして復活ができるのか。ここで焦って 練習をすると逆に長引かせてしまうので我慢の休養しかない。このレースを逃すともう出られるトラック レースがほとんどないことを犬塚選手は知っているのだろうか。夢の三十路14分台はおあづけか。

 結果 5000m DNS


  
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オーバーペースで凡走

00.4.29 晴 名大信州大対校戦会   愛知・知多

 信州大学との対校戦は名古屋、長野の隔年開催で今年は名古屋での試合。犬塚選手は後輩の前でのレースは 今シーズンは名目上は初となる。今回は事情もあって速い組で走らせてもらえることに。後輩を引っ張って 自分も好タイムを狙うのか、それとも優勝して強さをアピールするのか。レース展開は残念ながら後輩の ハイペースでつくられることになり、犬塚選手は3000mで離され、さらにオーバーペースが祟ってそこからは 大失速。約一ヶ月前とほぼ同じタイムでゴール。走った後輩の中では三番目となったが、後輩たちに脅威を 与えるにはほど遠い結果となった。
(写真左が犬塚選手)

 本人のコメント:後輩のハイペースについていってあわよくば好タイムと狙っていたの でしたが、やはり考えが甘かったようです。最後は前半のツケを払わされてひどい目に遭いました。タイム 的にはレース展開を考えると妥当ですが、この時期ではもう10秒くらいは速く走りたかったです。

 蛇足:最近の後輩の強さの格が違ってきており、その強さを身をもって知らされた ようだ。まったく年寄りの冷や水とはこのことであるが、最下位にだけはならなかったのがせめてもの 救いか。6月の試合でのリベンジが期待される、か?

 結果 5000m 15’34”02


  
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好調も風と共に去りぬ

00.4.16 晴 五県対抗選考会   名古屋・瑞穂北

 先週の好調を受けての今日のレース。強風のため、タイムを狙うのは少々きつそう。でも、先週並の タイムが欲しいところだ。しかし、今週はスピード練習が全くできず、ここ3日間で走行距離は10kmと すでに結果が見えている状態。レース展開は先週と同じ。犬塚選手は集団から一人だけ30m置いて行かれる 展開だが、先週と違うところは前の選手が落ちてこない。おまけに2000mからペースダウンと このままではジリ貧であるが、ペースが落ちたにもかかわらず、3000m過ぎからようやく最下位を 脱出し、最後は競りあって何とか16分を切るタイムで面目は一応保ったつもりであった。

 本人のコメント:今週はスピード練習が全くできませんでした。ですから、今日の結果は 覚悟していました。それにしても2000m過ぎからペースダウンとは情けないです。来週は試合が ありませんので、この2週間、しっかり練習して、次のレースは15分30秒を切りたいです。

 蛇足:強風が好調を吹き飛ばしてしまったのか。ちょっと情けなかった。チームメートは 15分08秒と着々と調子を上げているのにこのヒトはいったい・・・・。ダメ亭主を持った奥さんの 気持ちがわかるような気がする。ちょっと、あんた!しっかりしなさいよ。

 結果 5000m 15’54”7


  
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今シーズンの出だしは上々

00.4.8 晴 第1回名古屋支部選手権   名古屋・瑞穂北

 犬塚選手のトラックシーズンが始まった。いつもは1500mと、というところだが、もうスピードの 必要なレースは避けている様子。今回は5000mでシーズンインとなった。まだ、追い込んだ練習は していないので、スピードは出ない。したがってイーブンペースでのレースとなった。レースは前半から 先頭集団が速く、犬塚選手一人だけ30m置いて行かれる展開に。しかし、2000m手前から オーバーペースでつぶれた選手を食うようになり、ゴールではいつの間にか(20人中)6位まで 上がっていた。

 本人のコメント:シーズン始めのレースとしては上出来です。昨年の実績では 約1ヶ月早い出来。ひょっとしたら今シーズンこそ14分台が出るのではないでしょうか。これは 今シーズンが楽しみです。

 蛇足:今までの練習内容から考えれば、上出来。3000~4000mで落ちたものの、 ラストは何とか持ち直して、15分30秒でまとめたのは立派。この分では30代で14分台の夢が 現実となるのか。

 結果 5000m 15’31”7