電気・電子システム工学科の専門科目(エレクトロニクス)について
エレクトロニクスとは?
エレクトロニクスとは電子の動きを応用した分野です。エレクトロニクスは第二次世界大戦後急速に成長し,現在も急速に進化を続けています。近年のパソコンやスマートフォンをはじめとした電子産業界はエレクトロニクスなくしては成り立ちません。
エレクトロニクスは,電気,材料,光,温度などのさまざまな要因が複雑に絡み合っています。よって,技術者や研究者として,応用,開発や研究を行うには,それらの特徴をよく知っていくことが必要です。そこで基礎知識としての講義のみならず,実習において理解が深まるように工夫したカリキュラムになっています。さらに高学年でエレクトロニクスを用いた応用の授業が多数開講されています。また,5年生における卒業研究においては,授業で習得した知識や技術を駆使し,まだ世の中で発見されてないエレクトロニクス現象を明らかにします。5年生の終盤には学外の学会発表に値する研究成果をあげる学生も多数在籍しています。